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教科書から消えた日本史
教科書から消えた日本史
書名が変わった「『魏志』倭人伝」、一一八五年ともされる「鎌倉幕府成立」、てんで徹底されていなかった「刀狩」......。最近の教科書を題材に、年々変化する驚くべき「歴史」をテレビ「日本一受けたい授業」でも人気の現役高校教師が、の実態を紹介。記されざる史実や学習指導要領にも言及した、現在の「日本史」を知るための一冊書名が変わった「『魏志』倭人伝」、一一八五年ともされる「鎌倉幕府成立」、てんで徹底されていなかった「刀狩」......。最近の教科書を題材に、年々変化する驚くべき「歴史」をテレビ「日本一受けたい授業」でも人気の現役高校教師が、の実態を紹介。記されざる史実や学習指導要領にも言及した、現在の「日本史」を知るための一冊

全体的によく出来た本。
歴史は一定のものではないし、改竄もある、と気づくのによい本。
英語教育に対する考え方なども全く同意だし、
こりゃー親に読ませてもいいかな、
と思ったのは、最終章にある、沖縄についての記述を読むまででした。

この著者の方は、沖縄の部分以外については、非常に公正な態度だったと思います。
ま、実際は、私は教科書全部に目を通しているわけでもないので、
この印象も間違ってるかもしれないですけど。

なのに、なぜ沖縄だけ、思考停止してしまったみたいな記述になるのか、
さっぱりわかりません。
日○組や朝○新聞をそのままコピーしたみたい。

まず、沖縄戦20万人。
これは、書き方に問題ありと思います。
文脈から、すべて民間人が犠牲になったような印象を受けます。
(なぜって、軍人が死んだ場合は、賠償をわざわざ求めないものでしょ?)
沖縄戦での一般住民の犠牲者は、3万8754人(推定)といわれています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%88%A6
 沖縄戦の日本側死亡者:18万8136人

* A:県外出身日本兵戦死者 6万5908人
* B:沖縄県出身軍人・軍属(現地召集を受けた正規兵のほか、防衛隊・鉄血勤王隊など) 2万8228人
* C:戦闘参加者(援護法で日本軍に協力して死んだと認定された人数[11]) 5万5246人
* D:一般住民(推定)3万8754人


沖縄の民間人の犠牲者4万人弱に対し、
東京大空襲10万人、広島14万人、長崎7万人。
しかし、これらの都市が、国に賠償を求めたことがあるでしょうか?
(在日朝鮮人を除く)

沖縄は、戦後何兆円もの援助を日本国から得たにもかかわらず、
いや、むしろ、それで「甘い汁」を吸ってしまったため、
未だに日本に甘える体質から抜け切れていない様子。

沖縄の人たち(全員じゃないけど)は「沖縄は捨石にされた」といいますが、
戦艦大和が沈んだのはなぜだか知っているんでしょうか?
沖縄に出撃したからじゃないですか。
しかも、女性の生理用品まで満載して。
(ゴム製の生理用品まで積んでいた。ゴムは当時非常な貴重品で、軍事用品にも使えたのに...)


たとえば病院で、誰かが死にそうになっているときに、
医師は一生懸命手を尽くしたけど、
結果、その方が亡くなってしまったとき、
「あんたのせいで死んだ!」
と医師を責めるでしょうか?
それが沖縄式なんでしょうか?


それから、犠牲になった方たちに対する態度についても。

最近読んだ本に、戦時中に、敵に捕まってかたわ(変換できないのもいやだな)になってしまった人物が、自分を置いて任務を果たした兄を憎んでいる、という話がありました。
しかし、実は彼は「自分を置いて」行ったことを憎んでいるのではなく、
「弟はかわいそうだ、かわいそうだ」
という兄の言動に対して怒っていたのです。
なぜって、彼は任務を果たして自分を誇りに思っていたのに、
兄はその「誇り高い弟」を「かたわになって可哀相な弟」という存在に矮小化してしまったからです。

沖縄の人たちも、同じことをしてないでしょうか?
犠牲になった人たちはもちろん気の毒です。
二度と起こってほしいとは思いません。
が、「かわいそう」「かわいそう」と、彼らは言われたかったでしょうか。
特に犠牲になった方たちがほとんど軍人とその関係者であったことを思えば、
彼らが、自分たちの任務に誇りをもっていたことは想像できるはずです。
たぶん「ありがとう」と言われたいのではないでしょうか。
「かわいそう」では犬死です。
「ありがとう」と思われればこそ、彼らは報われるのです。

沖縄は、そろそろ脛かじりをやめて、自立すべきです。
自立できないなら、日本を責めるのはやめるべきです。
基地と日本政府がなければ、
沖縄は(いまのところ)やっていけないんだから...。


参考:

東京大空襲:10万人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E8%A5%B2
東京は1944年11月14日以降に106回の空襲を受けたが「東京大空襲」と言った場合、特に規模が大きい1945年(昭和20年)3月10日に行われた空襲を指すことが多い。太平洋戦争に行われた空襲の中でも、とりわけ民間人に大きな被害を与えた空襲である。

広島への原子爆弾投下
被爆者35万人、うち14万余人が死亡

長崎への原子爆弾投下
被爆者27万人の中、7万余人が死亡


関連:

戦艦大和の燃料について
http://www.watakan.com/works/yamato/ten_kaisetu.html

ゴーマニズム宣言SPECIALパール真論
ゴーマニズム宣言SPECIAL
パール真論
ご存知、小林よしのり氏の著書。 もう、この人の著書は、最近すごすぎて、その辺のハードカバーよりレベル高すぎて、一度読んだだけでは消化しきれないことがしばしば。 (わかりやすい漫画という手法をもってしても) しかし、超ボリュームの、そういった本が、それらのハードカバーより安いのは、これは著者の良心?気合?

今回は、買おうとしてた矢先、図書館に入荷したので、
とりあえず借りて読んでみたが、
これは手元に置いておかねば。
「買い物は投票」を実践実践。

パール判事に興味がある人もない人も、
パール判事という人について学べるのはもちろん、
パール判事を取り巻く問題を通して、
日本という国がどんな問題を抱えているのかを知ることが出来る。
田中氏が(たぶん)思ったように、
これはすでに東京裁判史観という問題ではなく、
日本社会全体の問題になっているように感じる。
(それだけGHQの共産党員たちが上手だったともいえるかも)
だからこそ、パール判事の問題を考えることは、
すなわち日本社会全体の問題を考えることになる、ということかと。

いい教材です。

本文中で小林よしのりが言っているように、
捏造パール論を書いてくれた中島氏に、
「おかげさまで」
といいたくなりそう。
実際に著書を読みもしない詐欺師たちも炙り出されたわけだし。

いい踏み絵だわー。

「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート
「ニッポン社会」入門―
英国人記者の抱腹レポート
日本社会について手っ取り早く学びたければ、近くのプールに行ってみることだ。規則と清潔さを愛し、我慢強く、大きな集団の悪事に寛容な国民性が理解できるはずだから。過剰なまでに礼儀正しく親切な人々、思ったより簡単で奥深い日本語、ガイドブックには載っていない名所の数々...。14年間日本に暮らす英紙記者が無類のユーモアを交えて綴る、意外な発見に満ちた日本案内。

出版がかなり以前の本なので、なぜ読もうと思ったか忘れたが、
たぶんどっかのブログに掲載されていたのかも。

結果、正解。
大体外国人の書いた日本批評というのは楽しいものだけれども、
この本は、イギリス人独自のユーモアが随所にちりばめられ、「ニヤリ」とする。
皮肉大好きな私はこれが楽しい。

と、いくらここで絶筆を尽くしても、本書の楽しさは伝えられようもないので、
ぜひご一読を。

以下は、この本でオススメされたいた「穴場」東京観光スポット。
行ってみたい。

・大黒湯
廿世紀浴場(アールデコ風)

・旧安田庭園(両国、無料)
 途中には、原価での陶磁器販売店も。
 ↓徒歩
・富岡八幡宮の横綱力士碑
 ↓徒歩(明治神宮経由)
・東郷神社

・月島のもんじゃ通りの、日本一キュートな交番
・夜の越中島公園(屋形船をながめながら)

日本の飲み屋4選
・雰囲気:浅草の神谷バー
 東京で一番古い西洋風バー。夜10時に閉店。常連:川端康成。
 「蝶ネクタイをしたウェイターを雇いながら、飲みものの値段を安く抑えておくなんて、現在いったい誰が考えるだろう?」
 「デンキブランははっきりいって不味い」
・ビールの種類・質:両国のポパイ
 「日本各地の地ビールを最も幅広くそろえており、(中略)40種を生で飲める」
・立地条件・環境:九段会館
 5?9月ビアガーデン。
・ひとりでジョッキを傾けたい:銀座のライオン・ビアホール
 70余年の歴史。内装の魅力は筆舌に尽くしがたい。
 友人と連れ立っていくにはもったいない。(内装の美しさを楽しむため)

・水月ホテル
 中庭に、森鴎外の旧宅が保存されている。

東京一すばらしい隠れた観光スポット
・池上梅園
 ↓
・本門寺
 松涛園(無料。西郷隆盛と勝海舟が会談)
 無料だが、クイズがある。

ビューティ・キラー1 獲物
ビューティ・キラー1
獲物
全米大ベストセラー! 美しき猟奇犯に身も心も奪われた敏腕刑事。 ふたりの不思議な絆は、あらたな連続殺人事件を呼び寄せた――。 2年前、美貌の女性連続殺人鬼グレッチェンから、想像を絶する苛烈な拷問を受けた刑事アーチー。心も体も癒えぬまま復職した彼を待ち受けていたのは、女子高生を狙う〈放課後の絞殺魔〉だった!  一方、そのアーチーを密着取材することになった若手女性記者のスーザン。アーチーの過去の事件を追ううち、グレッチェンとアーチーの恋愛ともいえる不思議な関係を知ることになる。取材過程でグレッチェンと面会することになったスーザンは、〈放課後の絞殺魔〉解決に意外な手がかりを与えることになる。心に傷を持つアーチーとスーザンの葛藤、グレッチェンの呪縛からふたりは逃れれるのか?!  大型新人の驚異のデビューサスペンス!

オススメ度 ★★★★☆
グロ度 ★★★★★(注意!)

あー、こりゃハンニバル・レクターとクラリスだなと。
誰もが思うことでしょう(笑)。
レクター好きの私としては、中途半端は許せん!ってとこですが、
なかなか楽しかったです。
まあ、ちょっとグロいですし、生きたまま切り刻んだり切り刻まれたり
パイプクリーナー飲んだり飲まされたりは絶対に勘弁だけど。

3部作の第一作、しかも原書でもまだ続刊がでてないってことで、
日本語で読めるのもかなり先になりそう。

レクターと比べると、グレッチェンはまだまだ人間性があるようにも思えるけど、
どうかなー。
レクターは行為自体を芸術と思ってる感があるからなあ。
一種俗世を超越しちゃってる感。

この物語のキモはグレッチェンとアーチーの奇妙な共依存の関係ですが。
それにどうオトシマエつけるのかが楽しみ。

グロいのが苦手でなければオススメです。

正義の正体

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正義の正体
正義の正体

目次
・序章  『反転』が暴露した「正義の正体」
・第1章  国策捜査はこうして作られる
・第2章  検察庁と外務省 その実態とは
・第3章  拘置所暮らしが教えてくれたこと
・第4章  検事の情報術、外交の情報術
・第5章  裏社会を語る カネと暴力
・第6章  わが体験的勉強法を明かす
・終章  対談を終えて
・緊急対談 上告棄却決定 田中森一氏に訊く

「正義の正体」(田中 森一 (著), 佐藤 優 (著))を読んだ。
佐藤優フリーク(?)の私は勿論彼が書いたということで読んだんですが、
「闇社会の守護神」、 田中 森一というひとの考えを知ることが出来たのはよかった。
佐藤優の本を読んでいると、こういう、自分が絶対に知ることの出来なかった世界・人物を教えてくれるので、ほんとにやめられないとまらない?。

この本を読んでいると、いかに世の中の事件の多くを、
「誰か」のフィルターで、「色眼鏡で」見ていたかがわかる。
自分の中で固定してしまった考え方、見方を壊してくれる。
それがとても快感。
であると同時に、自分の未熟さ・世間知らずさをしみじみ感じる。

ああ、ほんとに世の中にはすごい人たちがいるもんだ。

本の中で、ヤクザ(任侠)の世界について、人物について述べられていますが、
私も「ヤクザ」は肯定派。

というか、古きよき時代のヤクザさんですね。(リアルタイムで知らないけれども)
「博徒」と言われ、カタギの人たちには手を出さなかった時代が好きですね。
って、その時代は、カタギもヤクザなことには手を出さなかったので、
今みたいに小学生が売春するようなヤクザな時代じゃ、
そりゃヤクザも存在できないわ、って感じでしょうか。

茨城ゆかりの博徒(しかも出身は宇都宮)、
ボブ・ディランも感銘を受けてパクッた(?)という「浅草博徒一代」。
ぜひご一読を。お勧めです。




浅草博徒一代―アウトローが見た日本の闇 (新潮文庫)

浅草博徒一代
―アウトローが見た
日本の闇 (新潮文庫)
英文版 浅草博徒一代 - Confessions of a Yakuza

英文版 浅草博徒一代
Confessions of a Yakuza

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